■呼吸器疾患への影響
喫煙者(主に能動喫煙者)は咳や痰が出やすくなり、呼吸困難を伴う慢性気管支炎や肺気腫などの「慢性閉塞性肺疾患」を発症する危険性が高くなる。
肺の末端には数多くの肺胞があり、ここで二酸化炭素と酸素のガス交換が行われているが、そこにタバコの煙などが入ると、防衛のために細胞の活動が活発になり、た んぱく質を分解する酵素が出る。その際に酵素を抑制する酵素も出るが、双方のバランスが崩れると、たんぱく質分解酵素が肺胞の壁を破壊してしまい、その結果として、肺気腫が生じると言われている。
この他に、喫煙がリスクを高める呼吸器疾患として「気管支喘息」、「自然気胸」、「呼吸器感染症」などが挙げられる。
